Windows11でInternet Explorerが起動できるようになる。
実はInternet Explorer(IE)は完全にはなくなっていない
表向きはなくなっているように見えるが、実際は「Program Files」に格納されています。
C:\Program Files (x86)\Internet Explorer\iexplore.exe
ただし、ここから起動を試みても、Edgeに強制的に遷移してしまいます。
では、どうやって起動させるかというと、今回は「VBScript」というプログラムを使って、IEを起動する方法をご紹介します。
プログラムと言っても、メモ帳があれば、ほぼコピペで対応出来るので、気負わず見てください!
VBScriptを使ってIEを起動する方法
今回はメモ帳を使いますが、他のテキストエディタでもOKです。
メモ帳でVBScriptのプログラムを準備する
①画面左下のスタートメニュー(もしくは、キーボードのWindowsキー)を押す。
②メニュー上部の「
アプリ、設定、ドキュメントの検索」に『メモ帳』と入力。③表示された「メモ帳のアイコン」、もしくはメニュー右の「
開く」からメモ帳を起動する。④以下コードをメモ帳にコピー&ペーストし、最終行にIE起動時に開きたいページのURLを""の間に入力する。
Dim ieLauncher
Set ieLauncher = WScript.CreateObject("InternetExplorer.Application")
ieLauncher.Visible = True
ieLauncher.Navigate "https://joshisugers.com/"
例:ieLauncher.Navigate "https://joshisugers.com/"
⑤メニュー右上の「ファイル」を押す。
⑥「名前を付けて保存」を押す。
⑦左メニューより「デスクトップ」を保存先として選択。
⑧ファイル名を「Internet Explorer.vbs」にする。
⑨「保存」を押す。
※今回は、「Internet Explorer.vbs」というファイル名でデスクトップに保存しましたが、拡張子が「.vbs」になっていれば、場所はどこでもOKです。
一旦、作ったファイルをクリックして、IEを起動してみましょう。
この状態で問題なければ、作業終了です。
ただし、中には古いWEBシステムを会社で動かしていて、いつも見ている「水色のInternet Explorerのアイコン」から変わってしまうと、ユーザーが戸惑うシチュエーションも出てくるのではないでしょうか。
その場合、アイコンだけ変えたらいいじゃん!と思うかもしれませんが、実は、vbsファイルは直接アイコンの変更ができません。
アイコンを変更したい場合は、一旦ショートカットを作って、そちらをアイコン変更する方法で対応します。
vbsファイルのショートカットを作り、アイコンを変更する
vbsファイルの保存場所を移動させたい場合はショートカットを作る前に移動してください。ショートカットは場所を移動させても動作しますが、元になるvbsファイルの場所を移動させるとそのままではショートカットは動きません。
①保存したvbsファイルを右クリック後、「その他のオプションを表示」を押す。
②「ショートカットの作成」を押すと、
vbsファイルと同じ場所にショートカットが作成される。
③④作成したショートカットを右クリックし、プロパティを押す。
⑤プロパティが表示されたら、ショートカットタブに移動し、「アイコンの変更」を押す。
⑥好きなアイコン(ここではInternet Explorerのアイコン)を選択。
⑦OKを押す。
⑧OKを押す。
⑨アイコンが変更されているか確認。
必要に応じ、ショートカット名の変更をしてください。以上で完了です。