こまったくん
Jシス レッド実際の事例を通じて、Google AdSense合格対策で八方塞がりな方が合格できるようになる・・・可能性がある。(明確な確証はない為、ダメ元でトライしてみてください。)
ブログやメディアを開設した人の中には、まずはGoogle AdSenseの審査を合格する事を目標にしている場合も多いと思いますが、合格の難易度は年々上がっており、ネットで紹介されている方法を試したとしても、なかなか審査に通らない現実があります。
そんな方向けの記事ではありますが。この記事では一般的によく言われているような、例えば、以下のような対応方法は紹介しません。
- プライバシーポリシーに広告配信やCookie絡みの記載をする。
- お問合せフォームを設ける。
- プロフィールページを作る。
- 記事数を充実させる。 などなど
この辺は他のブログ様やメディア様にお任せしようと思います。(ちなみにこの辺の対策はほぼ全て対応仕切っていました。)
その代わり、どうしても審査に通らず、手詰まりになっている方向けに実例を交えて、もしかしたら「コレで合格できるかも！」というポイントを紹介します。
なぜGoogle AdSenseの審査に合格しないのか
大きな理由として、不合格の理由がピンポイントで指摘されないというところもあると思いますが、結論、Googleが考える基準を満たしていれば審査に通ります。
そういう意味では、結局は、Googleが提示するガイドラインを熟読して、自分のサイトに合わせた対応をしていくしかありません。
Google公式の「AdSense のサイト承認に関する動画シリーズ」も承認に必要なポイントが５分程度の動画にまとまっており、オススメです。
実際にこれらの動画で紹介されている内容を元に対応をしてこのメディアも審査を通しています。
それでは、どういう対応をしたか実例で紹介したいと思います。
Google AdSense合格の為に見直すポイント
合格前のポリシー違反は以下のようなものが出ていました。
正直、連続で５回くらいはこの内容が出ていたと思います。(むしろ、違反内容が増えていった感覚すらありました。)
- コンテンツの最小要件
- 独自性のある質の高いコンテンツと優れたユーザーエクスペリエンスをサイトで提供する
- ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン(質の低いコンテンツ)
- ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン
そこで上述の「AdSense のサイト承認に関する動画シリーズ」を確認し、以下の対応をしました。
重複コンテンツ(ページ)の統合
公式動画「Google AdSense - コンテンツの品質」でも紹介されていますが、基本的にコンテンツの重複・複製は品質が低いとみなされる傾向にあります。
そんな事はわかっている！という人もいると思いますが、個人的には重複していないと思っていてもGoogleが総判断する場合があります。
例えば、このメディアにある「パソコン分解ナビ」というページですが、このページは元々は、以下のような複数ページで構成されていました。
- 検索用の分解ナビTOPページ
- 各商品ごと検索結果(下層)ページ
- 分解に役立つツールや道具を紹介するページ
個人的には①②は、商品ごとにページが分かれている方がわかりやすいし、タグの設定なども出来るため、検索しやすい為、あえてこの構成にしていましたが、Google的には恐らく重複コンテンツとみなされていたのではないかと思います。
理由は、このコンテンツはパソコンの分解方法を検索できるというものでしたが、基本的に各商品ごとのスペック意外はレイアウトも同じですし、サムネイルも複数種類あるとはいえ、基本パソコンの形状に合わせた固定のものだった為、ユーザーからわかりにくいと判断されていたのだと思います。
広告掲載ページの見直し
③に関しても分解するにあたって便利な商品を掲載していたのですが、ちょうど良い商品画像がなかった為、アフィリエイトリンクが要素の大半を締める形になっていました。
一応、オリジナルの文章などもありましたが、独自性が低いコンテンツと恐らく判断されていたのではないかと思います。
これら２点を見直す為に、複数あったページを独自性のある１ページにまとめたものが現在の「パソコン分解ナビ」です。
このようにガイドライン違反しているページがないかを確認し、必要に応じて調整してみましょう。
ナビゲーションの見直し
公式動画「Google AdSense - ナビゲーション」にも紹介されていますが、ナビゲーション(メニュー)は『正確性』が大事と言われています。
基本的に対応出来ていると思っていましたが、一つ設定のミスがある事に気づきました。
このサイトのグローバルナビ(メインメニュー)に「カテゴリ一覧」という項目があります。
例えば、パソコンでこのメニューにカーソルを合わせると全てのカテゴリがアコーディオン形式で下に出てきます。
これ自体は問題ないのですが、カーソルを合わせるのではなく、「カテゴリ一覧」という文字ををクリックしたときに、カテゴリ一覧を親とする子カテゴリーに属する記事が一覧として表示されるようになっていました。
これは何故かというと、それぞれのカテゴリをメニューにまとめて表示する為に「カテゴリ一覧」というカテゴリを親にしてその配下に「情報システム」や「制作・開発」といった子カテゴリを設定していた為です。
本当はカーソルを合わせたときにアコーディオン形式で下にカテゴリが出てくるだけで良いので、親カテゴリという扱いをやめて、カスタムリンクに変更し、URLを#に指定する事で、単なるメニューボタンとしての役割に変更しました。
こうする事により、ボタンの表示内容と挙動が一致するようになり、ユーザーを正確に目的のページに誘導できるようになりました。
| URL | # |
|---|---|
| リンク文字列(ナビゲーションラベル) | カテゴリ一覧 |
このような事例もある為、記載されているメニュー名とリンク先の整合性が取れているか改めて確認してみましょう。
プライバシーポリシーのリンクの見直し
あまり関係ないかもしれませんが、後はプライバシーポリシーに記載している「広告配信」や「アクセス解析ツール」のサービス元へのリンク先が一部違っていたり、不足していたりした為、追加・修正を加えました。
その他、気になりそうなポイント
他社のアフィリエイト広告は問題にならないのか
コンテンツ内容に対して広告の比率が大きすぎる場合は弊害になると思いますが、そうでない場合、問題ないはずです。
現にこのメディアも他のアフィリエイト広告を掲載した状態で審査をクリアしています。
ただし、あくまで記事内容に対して広告がある状態が望ましい為、広告だけ貼っているようなページがある場合も見直しされた方が良いと思います。(分解ナビの例ですね。)
また、本当に開設初期はアクセス数も少ない為、広告を貼ったとしても収益には繋がりにくいと思いますので、無理に広告は貼らずに、Google AdSenseの合格に注力して、記事を増やしていくという方が大事かもしれません。
合格する場合はすぐに結果が返ってくると聞いたことがあるけど？
数週間待った挙げ句、腕組の写真がきてガッカリするを繰り返している人いますよね？はい、それ私でしたね。
不合格は2,３週間程待って、合格なら数日という話も見たことがありますが、実際私の場合は少し早いか、ほぼ不合格と同じくらいのタイミングで合格の通知がきました。
このように時間がかかるからといって、必ずしも不合格というわけではありません。
あとがき
意外と些細な事が原因で審査に合格しない場合もありますので、今一度ガイドラインや公式動画を見て、サイトの見直しをしてみましょう！