「AWS Certified Cloud Practitioner」に効率よく合格する事が出来る!
AWS 認定クラウドプラクティショナーの合格を目指す方に向けて、実際に試した学習方法を整理して無駄を省き、最短で合格に近づける方法をご紹介します!
ちなみに2024年の10月にオンライン受験で合格しました。
まずは結果からご報告します
まずは試験結果をご報告しますね。
17時間程度の学習で776点で合格しました。
点数 | 総勉強時間 | 試験の解答時間 |
---|---|---|
776点/1000点 | 約17時間 | 30分 |
僕は少し回り道をしていますが、今からおすすめする方法を使えば、15時間以内の学習で同程度のパフォーマンスを出せる方もいらっしゃると思います。
巷で評価の高い教材を試しましたので、気になる方はレビューとして参考にしていただければと思います。
また、僕が実際に試して「不要」だと思ったものについても記載させていただきます。
実際に試した学習方法
① 「AWS認定資格 クラウドプラクティショナーの教科書」を読む⇒部分的に必要
使用教材:AWS認定資格 クラウドプラクティショナーの教科書: 合格へ導く虎の巻 CloudTech制作委員会シリーズ
概要を掴む為にこの書籍を1周してから問題を解こうと思っていましたが、思った以上にボリュームが多く、途中で断念しました。
その代わり、巻末の用語集を活用してサービスの全体像を掴みました。この用語集は必要な用語が簡潔にまとまっており、サービス同士の繋がりも意識しやすい為、なんとなくこんなサービスかなと頭の片隅に残る程度にざっと目を通しておきましょう。
ちなみに本編も用語の意味などが詳しく説明されている為、問題集を解く際にわからない事を調べるような辞書的な使い方には最適です!
電子書籍版(kindle)が0円で入手できる為、とりあえず手に入れておいて損はありません!
② 「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) 」でAWSがどういったものか概要を掴む ⇒ 必要
コース名:AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) 日本語実写版
「AWS認定資格 クラウドプラクティショナーの教科書: 合格へ導く虎の巻 CloudTech制作委員会シリーズ」を断念した代わりにAWSの概要を理解する為に、AWS公式動画講座を受講しました。
この動画は概要を掴む為に視聴する為、暗記する必要はありません。
まとめ
- 約7時間の動画を倍速で視聴。(筆者は4時間程度で完了)
- 3人講師がいるが、話すスピードや聞き取りやすさがそれぞれ異なる為、講師ごとに倍速速度を調整して視聴。
③ Udemy模擬問題集に挑戦 ⇒ 必要
コース名:【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
- 6つある模擬試験を1周分、全て解く。
- それぞれ解説を熟読し、分からない用語は前述した「AWS認定資格 クラウドプラクティショナーの教科書: 合格へ導く虎の巻 CloudTech制作委員会シリーズ」で調べて理解を深める。(この教科書を読んでも曖昧な場合はChatGPTに質問したりもしました。)
- この流れを正解率85%になるまで繰り返す。
模擬試験は「演習モード」、「試験モード」の2つのモードで開始できます。
「演習モード」は所謂1問1答で1問解く毎に解答と解説が表示されるモードで隙間時間に学習する際に便利です。
「試験モード」は実際の試験同様に通しで40問解き、最後に結果と解説が確認できるモードです。試験前の力試しにピッタリです。
僕が利用していた時は「試験モード」しかありませんでしたが、オススメなのは最初に力試しで「試験モード」で1周し、2周目以降はある程度理解および点数が取れるようになるまで「演習モード」を繰り返し、本番の前にもう1度「試験モード」を解く。そして最後に「試験モード」で85%以上を目指し、本番試験に挑むという方法です。
この模擬試験問題集は正解だけでなく不正解の解説もある為、正直この問題集だけでも合格する事は可能です!
ただし、可能ならば実際の画面を一通り操作する事ができると尚良いかと思います。
おすすめの学習方法まとめ
- 「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) 」でAWSがどういったものか概要を掴む
AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) 日本語実写版 - Udemy模擬問題集に挑戦
【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
模擬問題集を解く際にわからない用語が出てきたら、「AWS認定資格 クラウドプラクティショナーの教科書: 合格へ導く虎の巻 CloudTech制作委員会シリーズ」を辞書的に活用して調べる。また、ChatGPTを使うのも有。可能ならばITIL4用にマイGPTを作るのも有。
ちなみに僕は情シスの実務経験がある為、AWSの問題を解いた時に実際の業務事例に落とし込んで考える事が出来ました。その分、未経験の方よりは理解が早かったと思います。
もし、情シスや制作・開発の経験がない方は、先にどういった事をしているのか軽く目を通しておくとわかりやすいかもしれません。
その他、受験のコツと注意点
オンライン試験の試験監督とのやり取りについて
私の場合、オンライン試験は日本語監督で、。音声で話す事もなく全てチャットで日本語で完結しました。
カメラや身分証明の確認も日本語の自動ガイダンスが出る為、安心です。
PCの環境について
本番試験の前にパソコンやネットワークに問題がないか事前チェックを行います。
その際にバックグラウンドでAnydeskなどのリモートアプリや仮想デスクトップ等が起動していると環境テストに合格できない為、タスクマネージャーなどで終了させる必要があります。
筆者の場合、仮想ディスプレイを増やすspacedeskなどもテストに引っ掛かりました
リモート/画面共有/VPN/仮想環境などのツールは引っかかる可能性が高いです。
再受験キャンペーンについて
筆者は1発合格の為利用しませんでしたが、タイミングによっては再受験無料キャンペーンを行っている場合があります。
もしキャンペーンがある場合は、期間中は再受験料が無料になりますので、そこそこ模擬試験で点数が取れるようになったら、とりあえず本番試験を受けてみるのも有りだと思います。
まとめ
本番試験のレベル感は、模擬試験と同程度な印象で、出題傾向も似ていました。Udemyの模擬問題集でしっかり学習しておけば合格可能なので、効率的に学習を進めましょう!