【自宅でも外出先でも】リモート接続をもっと活用してみよう!

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【自宅でも外出先でも】リモート接続をもっと活用してみよう!
こまったくん
メイン機は1Fだし、手持ちのノートはスペックが低いので、2Fの寝室用にもう1台パソコンが欲しいなあ。
Jシス レッド
そんな時はそのノートPCからメイン機にリモート接続すれば場所を選ばずにメインPCを利用する事が出来るぞ!
このページで解決すること・出来ること
自宅・外出先問わず、メインPCをリモート接続で利用する事が出来るようになる!

コロナウイルスにより、リモート接続でPCを利用する機会が増えた方もいらっしゃると思いますが、実は、リモート接続はビジネスシーンだけではなく、プライベートでも便利に利用する事が出来ます。

この記事では、利用イメージとともにWindows 10/11 Pro以上とHomeエディションで最適なリモート接続方法についてご説明します。

目次

リモート接続するとどんな事ができる!?

部屋に固定しているメインPCを他の部屋からリモート接続する

例えば、デスクトップのゲーミングPCが自宅にあるとします。このPCではゲームはもちろんの事、動画編集や音楽制作など幅広い用途で利用しています。
しかし、1Fのリビングに設置している為、2Fの寝室で利用する事は出来ません。
都度、パソコン本体を移動すれば可能かもしれませんが、現実的ではないと思います。

そこで便利になるのがリモート接続です。
1FリビングのメインPCはそのまま設置しておき、2F寝室ではタブレットやノートPCからリモート接続で遠隔操作します。
もし、タブレットやノートPCがなければ、スマホでも接続可能です。
画面サイズが小さすぎる場合は、外部モニターにスマホの画面を出力して、そこからリモート接続する事で大きな画面を使って作業ができます。

ちなみにどのデバイスでもBluetoothでマウスとキーボードを繋いであげれば、立派なリモート接続用PCに早変わりします。

Windows7等サポート終了したPCにリモート接続する

Windows XPや8.1、Windows7などのレガシーPCでないと動かないアプリがあり、サポート終了後もそれらのOSが搭載されたPCをたまに引っ張り出している方もいらっしゃると思います。
そのような場合にそれらのPCのインターネット接続を禁止にした上で、イントラネット(家庭やオフィスのネットワーク)のみ許可するようにしておけば、比較的、安全にリモート接続する事が出来ます。

利用環境別のおすすめアプリ

リモート先がWindows 10/11 Pro以上の場合

自宅・オフィス(屋内)

リモートデスクトップ(Microsoft純正)

外出先

AnyDesk

リモート先がWindows 10/11 Homeの場合

自宅・オフィス/外出先

AnyDesk

スクロールできます
リモートされる側
ProHome
リモートデスクトップ
(リモートする側)
Pro
Home×
AnyDesk
(リモートする側)
Pro
Home

次に、それぞれのアプリケーションのインストール方法、設定、使い方について詳しく説明します。

リモートデスクトップ (Windows 10/11 Pro以上)

特徴

パフォーマンス

LAN内での接続時に非常に高いパフォーマンスを発揮し、遅延が少ない。

セキュリティ

Windowsの標準機能として、非常に高いセキュリティレベルを提供。

使いやすさ

Windows Proユーザーには標準でインストールされているため、追加のソフトウェアが不要。

できること

  • メインPCのフルコントロール(デスクトップ操作、アプリケーションの実行)
  • ファイルの転送
  • 画面サイズの調整&マルチモニターのサポート
  • プリンター・クリップボードの共有

接続方法

同一LAN内で直接接続。
※VPNを経由すれば外出先からも利用可能だが、今回は対象外とする。

設定方法

Windows同士であれば標準でアプリがインストールされている為、設定のみで対応可能です。
もしタブレットやスマホから接続したい場合は、Microsoftが提供しているモバイルデバイス向けのアプリをインストールする必要があります。
基本的に設定や操作はPCと同じです。

リモート先(メインPC)

リモートデスクトップを有効にする

[スタート]メニューから[設定]を開きます。

[システム] > [リモートデスクトップ]を選択します。

[このPCにリモート接続を許可する]をオンにします。

リモート許可設定1
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ユーザーの設定

[このPCにリモートでアクセスできるユーザーの選択]を押し、リモート接続を許可するユーザーを追加します。
これはリモート先のパソコンでリモートを許可するユーザーを設定する項目です。
※黄色枠線の中に該当ユーザーがあればOKです。

リモート許可設定2
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クライアント(接続するデバイス)

リモートデスクトップ接続を開き、接続情報を入力する

Windowsなら[スタート]メニューから「リモートデスクトップ接続」を検索して開きます。

メインPCのIPアドレスまたはデバイス名を入力し、接続ボタンを押します。
※デバイス名は設定⇒システム⇒詳細情報⇒デバイス名で確認できます。

リモートデスクトップ接続を開く&接続情報の入力
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画面サイズやプリンター・クリップボードの共有などのオプション設定の仕方

リモートデスクトップ接続のTOP画面左下の「オプションの表示」を押す。

各タブを押し、設定を変更する。

リモート時の設定
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AnyDesk(Window10/11 Pro/Home共通)

特徴

パフォーマンス

非常に高いパフォーマンスと低遅延を実現。特にインターネット経由での接続時に優れる。

セキュリティ

ミリタリーグレードのセキュリティ基準を満たしており、TLS 1.2標準の暗号化技術を使用し、高いセキュリティを提供。

使いやすさ

直感的なインターフェースで、簡単に設定・利用可能。

できること

  • メインPCのフルコントロール
  • ファイル転送
  • 画面サイズの調整
  • プリンター・クリップボードの共有

接続方法

インターネット経由
※AnyDeskの外部サーバーを経由して接続。

インストールと設定方法

リモート先(メインPC)

AnyDeskのダウンロードとインストール

AnyDeskの公式サイトからインストーラーをダウンロードします。

インストーラーを実行します。

AnyDeskが起動したら、右上の×マークを押します。

AnyDeskインストール
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AnyDeskをインストールするか問われたら「はい」を押し、「同意してインストールする」ボタンを押す。

AnyDeskインストール
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AnyDeskインストール
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インストール後、下記画面が表示されたら、「Discover Version 8」を押す。

AnyDeskインストール
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AnyDesk プリンターのインストールアラートが出たら、「インストール」ボタンを押す。

AnyDeskインストール
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AnyDeskの設定

AnyDeskを起動し、表示されるアドレスを確認します。

AnyDesk
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設定メニューからセキュリティ設定を行い、パスワードを設定します。

クライアント(接続するデバイス)

AnyDeskのインストール

AnyDeskの公式サイトからクライアントをダウンロードしてインストールします。

接続情報の入力

リモート先のAnyDeskアドレスを入力し、接続ボタンを押します。

AnyDesk
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メインPCで許可を確認し、接続を確立します。

リモートデスクトップ・AnyDeskともにAndroid版、iOS版がある!

両アプリともにタブレット・スマートフォン版がある為、必要に応じてインストールしてみて下さい。
ちなみにAnyWhereは外出先でスマホからパソコンを操作可能になる為、いざという時に便利です。

例えば、家族がパソコンの操作がわからないような時に遠隔で操作してあげるような事もできます。

各アプリのダウンロード先

Android版アプリ

AnyDeskリモートデスクトップソフトウェア

Remote Desktop

iOS版

AnyDeskリモートデスクトップソフトウェア

Remote Desktop

まとめ

リモート接続を活用することで、自宅の中でも外出先でもメインPCに簡単にアクセスできます。使用するソフトウェアや接続方法に応じて、最適なリモート接続を選びましょう。

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