



povoと白ロム(サブスマホ)の組み合わせで、安価にバイク専用ナビシステムを構築する!
バイクライダーの皆さん、ナビゲーションはどうしていますか?
メインスマホをバイクに取り付けると、振動でカメラが壊れたりするリスクがあります。
確かに振動対応のマウンターもありますが割と高価ですし、いずれにせよメインスマホを取付となると、落下による破損の懸念もあります。
では、ディスプレイオーディオにしよう!と思うと、振動対策済のマウンター以上に費用がかかります。
上記以外の方法でメインスマホを使わずにバイクにナビ機能を持たせる方法として、サブスマホ(白ロム)を使ったバイク専用ナビシステムの構築方法をご紹介します!
なぜサブスマホ(白ロム)を使うのか
バイクにメインスマホを取り付けると、振動でカメラや内部パーツにダメージが及ぶことがあります。そのため、サブスマホをナビ専用として利用する方が安全です。余っている古いスマホでも構いませんし、新たに白ロムを購入するのも一つの手です。
ナビゲーションを使う為の通信方法は?
メインスマホのテザリングを利用する手もありますが、メインスマホの電池の消耗も激しい上に接続が煩わしい場合もあります。また、バイクにマウンターと一緒に充電ポートをインストール(設置)している方もいらっしゃると思いますが、メインスマホも一緒に充電しようとするとどうしてもケーブルの取り回しに苦労します。(メインスマホを充電の為にバイクにマウントするのは本末転倒ですので。。。)
そこで、サブスマホ1台で完結するナビを作ろうと思うと、サブスマホ自体で携帯回線を契約して利用するのが良いと思います。
しかし、仮に格安スマホ(SIM)だったとしても、週1や月1などたまにしか使わないライダーにとって、月額プランを利用するのはコストが見合わない場合があると思います。
そういう方にお勧めなのがauが提供しているpovoという携帯回線サービスです。
povoは「24時間定額プラン」や「7日間定額プラン」など、都度チケットを購入する事でスポット利用な為、たまにしか使わないという方にうってつけのサービスです。
povoの特徴
povoは、週末ライダーや月1ライダーにとって最適な選択肢です。その理由は以下の通りです。
コストパフォーマンス
povoは、月額基本料は0円(無料)で回線を維持する事が出来ます。
トッピング制を導入しており、一般的な月額プランの他に「24時間定額プラン」や「7日間1GBプラン」などのデータチケットを必要に応じて購入でき、月額料金不要で必要な時だけ利用できます。
また、auの回線を使う為、電波の届くエリアや強度もほぼ同等です。
週末・月1ライダーにおすすめのpovoプラン
週末・月1ライダーにおすすめのpovoプランは所謂24時間定額プランの「使い放題(24時間)」です。
「使い放題(24時間)」の場合、安い携帯回線サービスでよくある500MBや1GBといった容量制限はなく、チケットの消費日時から24時間の間は、定額でパケット通信が利用できる為、ツーリング途中で容量不足になるという事がなく、安心してナビや音楽ストリーミングが利用できます。
ツーリング1回にかかるコスト
- データ使い放題(24時間):330円(税込)
- 基本プラン:0円(維持費不要)
過去には1日約6円で1GB分の容量が維持できるプランもあった
ちなみに過去のキャンペーンでは、「データ追加1GB(180日間)」を1,111円で使えるようなデータトッピングが販売された事もありました。こういったキャンペーンは定期的に行われる為、1日定額はいらないけど少し通信したいという方は、ランニングコストが安価なこういったプランを狙ってみましょう!
バイク用ナビにおすすめのスマホは?
povoが使えるスマホならば基本的にどれでもOKですが、サブスマホとはいえインターネットに接続する以上、セキュリティも気にしたいところです。
なるべく、最新のAndroid OSが搭載されたスマホを利用するようにしましょう!
おすすめの白ロム
予備のサブスマホがない方は、白ロム(中古スマホ)を購入しましょう。
たまにしか使わない&ナビと音楽程度であれば、サクサクとはいかないまでも普通に使う分には、低価格帯の白ロム(中古スマホ)でも十分です。
ここでは、1万円以下で比較的バイクナビ専用として使えるスマホをご紹介します。
au BASIO4 (KYV47)


スペック | |
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Androidバージョン | 11.0 (アップデート後) |
CPU | MT6761/2.0GHz(4コア) |
メモリー(RAM) | 3GB |
ストレージ容量(ROM) | 32GB |
画面サイズ | 約5.6インチ(1480X720) ※有機EL |
カメラ性能 | 約1,300万画素 サブ約500万画素 |
防水防塵 | IPX5/8、IP6X |
公式URL | https://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/consumer/lineup/kyv47/ |
Galaxy A20 SCV46


スペック | |
---|---|
Androidバージョン | 10.0 (アップデート後) |
CPU | Exynos7884B 1.6GHz/2+1.35GHz/6 |
メモリー(RAM) | 3GB |
ストレージ容量(ROM) | 32GB |
画面サイズ | 5.8インチ (1560x720) |
カメラ性能 | 800万画素/500万画素 |
防水防塵 | IPX5/8、IP6X |
公式URL | https://www.au.com/online-manual/scv46/scv46_02/m_13_00_08.html |
AQUOS sense5G SHG03


スペック | |
---|---|
Androidバージョン | 13.0 (アップデート後) |
CPU | Snapdragon690 5G 2.0GHz+1.7GHz(オクタコア) |
メモリー(RAM) | 4GB |
ストレージ容量(ROM) | 64GB |
画面サイズ | 約5.8インチ(フルHD+ / 1080×2280) ※IGZOディスプレイ |
カメラ性能 | メイン約1200万+1200万+800万画素/サブ約800万画素 |
防水防塵 | IPX5/8、IP6X |
公式URL | https://jp.sharp/products/shg03/ |
小型ならRakuten Miniもおすすめ(ただし初期型・中期型に限る)
初期型・中期型限定になりますが、小型のスマホが良い方は楽天モバイルのRakuten Miniがおすすめです。ただし、少しOSが古い点が難点です。
また、後期に発売されたモデルはauの回線はバンド18(26)にしか対応しておらず電波の掴みが悪いので、必ず初期型・中期型を購入するようにしましょう。
オフラインで利用できる地図アプリ
完全オフラインで使えるマップもあるので、一応ご紹介します。
データトッピングを購入できない場合に便利です。
MAPS.ME
iPhoneユーザーでAndroidにミラーリングしたい方は
あるアプリを使う事でiPhoneの画面をAndroidにミラーリングする事が可能です。


まとめ
バイク専用ナビシステムを構築するために、サブスマホとpovoの組み合わせは低コストで柔軟に使えるため、週末ライダーや月1ライダーにぴったりです。
ご紹介した情報を参考に、自分に合った端末を選び、ツーリングライフがより充実する手助けになると嬉しいです!